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うらしま講 
 
 新型コロナの影響により
 しばらく休会とさせて
 いただいております。 


 
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  kinarinoheya@ybb.ne.jp
 

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下記、メールアドレスにて、お問い合わせください。

e-mail :kinarinoheya@ybb.ne.jp
担当 芥川
 

重要なお知らせ

 「芝三光の江戸しぐさ」ですが、江戸しぐさ協会と合併することにしました
 体制は、下記のようになりますが、まだ準備中(移行中)でございます。
 江戸の忘れ去られてしまったよいところを学び、おもき心が世界にひろがって
 いってほしいと思っております。

 今後とも、いままでと変わらぬご愛顧いただきますようお願いいたします。


 

比較昔ばなしを3年間作り続けています


現代人の我々は、昔話から新しい発見ができます。

最新は、平成4年11月発行の15集です。




 

江戸しぐさ


江戸しぐさとは、外国人がうらやむ、和と輪の世界です。
和の心・手をつなぐ輪で、日本人の心が生まれました。

「江戸しぐさ」とは昭和49年芝三光が考えた造語です。
町民の「考え方」「知恵」「行動」の事です。
町民の生活を一言で表現できる言葉が無いかと考えて出て来た言葉です。
動作・身のこなし・表情などの「仕草・仕種」ではありません。
「しぐさ」は「思草・支草・志草・自草」思う、支える、志す、自然(しぜん・じねん)の四つの言葉です。漢字では「四草」とお伝えしています。

江戸しぐさを、商人の「繁盛しぐさ」と言う表現がありますが、それは江戸しぐさの基本の考え方です。江戸の町を創るために当初は、商人が中心となり講を開き、「まほろば」の世界を造ろうと努力したことで、商いも活発になり町が栄えて行きました。商人の「お客様と接する態度と考え方」が世間で素晴らしい評価を得、それを見習うことで自然と町中に広まり、「共生の世界」が出来ました。
そして町人の生活も余裕が出来、いろんな町民文化が出来ました。特にお金のかからない知恵の文化として言葉が発達しました。それが「ことば遊び」です。
言葉も音読み中心から訓読みが発達して、造語もたくさん生またそうです。
身近な楽しみから、お伽噺、川柳、落とし噺、都々逸、小噺、とんち話など多くの「ことば遊び」が生まれました。

この様にて新しく生活に根付いた文化が生まれたわけです。
このような町民の文化が芝三光の「江戸しぐさ」です。

 

江戸しぐさ三つの柱


恥じるから人間は成長する。

世の中に生を受け、最初は何も知らない。知らないから教わる。人に教わることは当たり前なのに、いつの頃からか教わること、知らない事が恥ずかしいと思うようになる。

人の生活はそれぞれ違う。得意の分野も違う。だから、覚えなかった、知ろうとしなかった。それで、いいのではないか。必要になれば覚えればいいのではないだろうか。知識ばかりあり、使いこなせないのは、宝の持ち腐れではないか。その知識をどのように生かすかが、人には求められている。

江戸しぐさでは、知識を身に付け、生かすことで人の役に立つことを教えています。そのことにより、行動、考え方が自然とできるように癖になっていきます。

何ごとも遅いという事はありません。

その人にとって、そのことが出来る時期とチャンスが今来たという事だと思います。

多いに恥じて自分を大きく育ててください。

集中することで、人の人生は変わります。何をするかです。挑戦したのであればあきらめない事です。必ず道は開けてきます。

恥ずかしいと考えずに、前向きにとらえ、ありとあらゆる知恵をしぼり、一歩一歩歩くのです。道草しても歩くのです。歩けばいつか目的に達するでしょう。止まれば終わってしまいます。

人生はチャレンジです。人生の完成はありません。出来ないことは後進に委ねましょう。

おもき心

「おもいやり・もてなし・きくばり」が出来るようになれば一人前だ。そうなるために毎日努力をしている。すべては出来ないけれど、少しずつ近づく事は出来るでしょう。そのような努力が人間を大きくしてくれると思います。おもき心は、人に言われてするものではなく、自分の心でするものである。

この「三つの心」の中で、「お」が付いて使われている言葉があります。「もてなし」です。

「もてなし」「おもてなし」この言葉は、違いがあってはいけないと、私は思います。

「もてなし」とは、「心を持って成し遂げる」(持て成し)

「おもてなし」とは、「もてなし」の丁寧語です。そうであればもう少し謙虚であってもいいのではないでしょうか。やたらとお店の公告に、何々の「おもてなし」という表現を見たり耳にしたりします。「おもてなし」の言葉を、人に押し付けています。間違ってはいないでしょうか。もてなしとは「心」でするもので、された人は、数日たち、たとえば、旅の宿での一つ一つの事を思いだし「すばらしいもてなしをうけたな」と、有り難く思う気持ちで、宿の心に対して「お」の付く表現だと思います。「すばらしいおもてなしをうけたな」ではないのでしょうか。

もてなしをする側と受ける側での言葉の使い方ではないかと思います。

する側が、「今日もすばらしいおもてなしをしましょう」と言っているのに違和感を覚えませんか。

心というものは、表現するものではなく、のちのち感じとるものではないでしょうか。

外国の方が尊敬する日本人の心は、謙虚さだと思います。

老入り(おいいり)

老入りということは、隠居して若い人を育て引き立てる役目の事をいいました。

隠居後、年長者ならではの見識を期待されました。人生五十年の時代、四十歳をすぎると、そろそろ世代交代の準備に入るのが江戸の習わしでした。

周りを笑わせるユーモア精神を持ち、若い人を引き立てる事が、老入り後のつとめでした。

隠居後は我が家、あるいは地域の相談役に徹しました。周りの者も、そうした価値を認め、尊敬の念で接しました。

                        理事長 芥川友慈

 

本・CD

〇「おもき心」の出版においては、いろんな方々の支援をいただきました。
  
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〇本、CD
 

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