うらしま講

29年9月6日
29年11月8日
 
13時~16時30分
大東文化会館

師範以外の理事の方で参加希望の場合はメールにてご連絡下さい
  kinarinoheya@ybb.ne.jp

 

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下記、メールアドレスにて、お問い合わせください。

e-mail :kinarinoheya@ybb.ne.jp
担当 芥川
 

お知らせ

平成29年8月に芝三光の江戸しぐさ③「浦島四草」を出版しました。
ページ数は50ページです。内容としては、ことば遊びとして「しぐさ語り(おじいさんの独り言)」「しぐさ童話」を、そして、新しい試みとして「あそび文字(創作漢字)」を入れました。
私は、江戸しぐさを学んでいく中で、常に何か物足りなく感じていました。今でも、はっきり判りませんが、夜遊びが限られた江戸時代、江戸人が夜何をしていたのか想像しました。江戸人とは町衆の事です。町の発展や文化の創作ではないかと思いました。常に知恵を働かせていたのではと思います。
「無」から「有」を生みだす。大変な事でしょう。
私は、「江戸しぐさ」の足りないものを見つけるためには、何をすべきか。私が考え付いた事は浪漫です。そこで、先ずチャレンジしてみようと始めたのが「しぐさ童話」でした。少し文章が長くなるので多くの物語を創れません。それで、短い文章からと思い「しぐさ語り」を作ってみました。そうしますと、江戸しぐさの項目を入れやすく、時代背景も入れ、楽しく語れることが出来ました。これだと思い、「しぐさ語り」を「おもき心」に11話載せました。今回は、「浦島四草」をその受け皿として、デビューさせました。たいした内容ではありませんが、これから、川柳、詩、都々逸なども入れ充実させたいと思います。
このような小さな試みから、江戸の文化が出来て行ったのではないかと、想像します。私は、江戸人の気持ちになって、新たな文化をつくってみたいと思っています。
今後は、興味のおありの方の語りも入れさせていただきたいと考えています。
そして、芝三光が伝えたいと願う、江戸人が望んだ「まほろばの社会」づくりの為に頑張りたいと思います。これからも江戸社会に負けない平和な世界づくりの為に頑張りたいと思います。
なお、「浦島四草」は、出版しましたが、多くの冊数は作っておりません。講義の時の資料のみ使わせて頂きますのでご理解よろしくお願いいたします。
                                ユウ爺
 

江戸しぐさ三つの柱

  1. 恥じるから人間は成長する。

世の中に生を受け、最初は何も知らない。知らないから教わる。人に教わることは当たり前なのに、いつの頃からか教わること、知らない事が恥ずかしいと思うようになる。

人の生活はそれぞれ違う。得意の分野も違う。だから、覚えなかった、知ろうとしなかった。それで、いいのではないか。必要になれば覚えればいいのではないだろうか。知識ばかりあり、使いこなせないのは、宝の持ち腐れではないか。その知識をどのように生かすかが、人には求められている。

江戸しぐさでは、知識を身に付け、生かすことで人の役に立つことを教えています。そのことにより、行動、考え方が自然とできるように癖になっていきます。

何ごとも遅いという事はありません。

その人にとって、そのことが出来る時期とチャンスが今来たという事だと思います。

多いに恥じて自分を大きく育ててください。

集中することで、人の人生は変わります。何をするかです。挑戦したのであればあきらめない事です。必ず道は開けてきます。

恥ずかしいと考えずに、前向きにとらえ、ありとあらゆる知恵をしぼり、一歩一歩歩くのです。道草しても歩くのです。歩けばいつか目的に達するでしょう。止まれば終わってしまいます。

人生はチャレンジです。人生の完成はありません。出来ないことは後進に委ねましょう。

  1. おもき心

「おもいやり・もてなし・きくばり」が出来るようになれば一人前だ。そうなるために毎日努力をしている。すべては出来ないけれど、少しずつ近づく事は出来るでしょう。そのような努力が人間を大きくしてくれると思います。おもき心は、人に言われてするものではなく、自分の心でするものである。

この「三つの心」の中で、「お」が付いて使われている言葉があります。「もてなし」です。

「もてなし」「おもてなし」この言葉は、違いがあってはいけないと、私は思います。

「もてなし」とは、「心を持って成し遂げる」(持て成し)

「おもてなし」とは、「もてなし」の丁寧語です。そうであればもう少し謙虚であってもいいのではないでしょうか。やたらとお店の公告に、何々の「おもてなし」という表現を見たり耳にしたりします。「おもてなし」の言葉を、人に押し付けています。間違ってはいないでしょうか。もてなしとは「心」でするもので、された人は、数日たち、たとえば、旅の宿での一つ一つの事を思いだし「すばらしいもてなしをうけたな」と、有り難く思う気持ちで、宿の心に対して「お」の付く表現だと思います。「すばらしいおもてなしをうけたな」ではないのでしょうか。

もてなしをする側と受ける側での言葉の使い方ではないかと思います。

する側が、「今日もすばらしいおもてなしをしましょう」と言っているのに違和感を覚えませんか。

心というものは、表現するものではなく、のちのち感じとるものではないでしょうか。

外国の方が尊敬する日本人の心は、謙虚さだと思います。

  1. 老入り(おいいり)

老入りということは、隠居して若い人を育て引き立てる役目の事をいいました。

隠居後、年長者ならではの見識を期待されました。人生五十年の時代、四十歳をすぎると、そろそろ世代交代の準備に入るのが江戸の習わしでした。

周りを笑わせるユーモア精神を持ち、若い人を引き立てる事が、老入り後のつとめでした。

隠居後は我が家、あるいは地域の相談役に徹しました。周りの者も、そうした価値を認め、尊敬の念で接しました。

歳をとるという事は多くの経験を積むという事です。その経験を人に伝える事で後世に役に立つということです。

年上だからというだけで威圧する人にはなりたくないですね。

歳をとり尊敬される人になりたいですね。

  老いて初めて分かることがあります。

  体験です。若い人より人生が長いわけですからいろんな体験をします。成功したり、失敗したり、楽しかったり、苦しかったり人生はいろいろです。その様な体験を通じて若い方をさりげなく導く事をする役目が老いた人のすることでしょう。

  でも、現在ではどうでしょう。時代が変わっていることも事実です。60歳過ぎて起業する人が増えて来ています。引き際を大事にした江戸人たちと違い、人に委ねるのではなく、まだ、老いずに頑張りたいと思う人が増えて来ている。自分の会得した物をもっと世の役に立ちたいと思う人たち、戦後日本を復興させた戦士たちのパワーは、別格かも知れません。

  考え方はいろいろです。人生は選べるのです。



 

芝三光の江戸しぐさ&浦島四草

 芝三光の江戸しぐさ振興会では、このたび、二つの言葉を作りました。


一つ目は「しぐさ語り」、「しぐさ物語」、「現在しぐさ」、「地域しぐさ」を総称して「浦島四草」と呼ぶことに
しました。
「浦島」というのは芝三光のもう一つのあだ名(浦島太郎)です。


二つ目は、講演の質問で、「えどしぐさ」はどのような漢字を書くのですかと問われることがあります。
いつも「思草・志草・支草」を総称してひらかなで「しぐさ」と、説明しています。

でも、いつも何か、もの足らなく思っていました。そうした中でふと思ったのが、「自然」が抜けているこ
とです。江戸人は自然を大切にしていたそうです。自然は、みんなに平等だからです。その自然の「自」
をとって「自草」と名付けて追加をしました。これで四つの「草」、四つのしぐさができました。「芝三光の江
戸しぐさ」の新たな出発です。


「浦島四草」は、童話「浦島太郎」のような優しさ、楽しさ、憧れ、約束事などを「しぐさ語り」などとして
伝え、「過去と現代の架け橋」としての役目をし、「芝三光の江戸しぐさ」の支えとなることを願っていま
す。


江戸しぐさの中に、《眺めて飽きぬは「緑と人のしぐさ」》という言葉があります。どのような内容かと言
いますと、「見ていて気持ちがいい江戸しぐさは、美しい自然と同様にずっと眺めていたいと思わせた人
のしぐさでしょう。こうしたしぐさを確立した江戸人は、普通の暮らしをしている人たちでありながら、実は
洞察力に優れた物知りの集まりだったのではないでしょうか。自分たちの暮らしをよりよくすることにかけ
ては、熱く深く考えていたといえるでしょう。」自然と癖を伝えています。


他に、《草主人従(そうしゅじんじゅう)》「自然の偉大な営みに畏敬の念を持ち、その偉大さに従って生き
る。草は自然の代表としての主、人間はその自然の代表である草の従者。人間は、自然の中の一員とし
て生かされている。」


まとめとして

四つのしぐさ「思草」「志草」「支草」「自草」を「しぐさ」と呼ぶことにしました。

幸せを運ぶ「四つの草」になるように、我々は「芝三光の江戸しぐさ」&「浦島四草」を、多くの人々に語
り伝えていきたいと思います。

 

江戸しぐさとは

この問いに何度お答えしたでしょうか?


「江戸の講には及びもないが、せめて入りたや藪の講」・・というざれ歌があるようです。

 つまり、同じ志を持つ人たちが、講師をきめて集まることを「講」を開くといいます。

  それでは、講に入るにはどういう心がけをしたら良いでしょうか?

  これらは、「芝三光の江戸しぐさ」をご理解いただくための第一歩です。

1. 江戸のエチケット

“たった一枚の書きもの(はがき)でも、一人の人間と同じ価値がある。だから、たった1度、
たった1枚もらったハガキでも、一生大事に持ちつづけねばならない。

ということは、そのハガキを下さった人を忘れてはいけない。盆暮れには必ず挨拶をおこたって
はいけない。

万物の霊長の人間であれば、一度出会って挨拶を交わしたもの同士が、2、3年で忘れてしまえる
ものだろうか・・・“とうことのようです。

 
 2. お仲間を。大事におもう

    つまり、上下関係のみで物事を考えるのではないということです。 
    江戸っ子根性とは? 世のため、人のためというように、横の関係で物事を考える根性
    のようです。


 3. どうしたら良いか

  第一には、他人を見たら直ぐに好きになることである。

  第二には、あらゆる種類の人間と幅広くつきあうことである。

  第三には、心の内外に垣根を作らず、他人の子を我が子と思うことである。

 4.江戸っ子根性の練磨・こころの練磨とは?
    こころのトレーニング。「雪の雫と安穏は、安々とは手に入らない」
       水と平和は、ただでは手に入らないというのが、江戸っ子の考え方のようです。
       まだまだつづきますが、これらを演技する気持ちになれば、「江戸しぐさ」をご理解できるのでは
  ないでしょうか? 
       如何でしょうか?

  5.「江戸しぐさ」は所作ではなく、心の中の思草・志草・支草・仕草・仕種つまり考えかたとなります。
仕草とは?
そのやり方と言えますね! 江戸は江戸御府内を指します。
これらのことを「江戸しぐさ」と名づけたのが、芝三光師だったのです。

江戸の教え・知恵・人生哲学(心)を網羅したのが、江戸しぐさ、江戸時代はこのよう
   な言い方はございませんでした。 
                                                                                                和城伊勢代筆


         参考資料:「江戸しぐさ講・浦島太郎からのおくりもの」
               「江戸の良さを見なおす会・桃栗付合記念号

 

江戸しぐさとは、江戸人の心であり文化であり言葉である。

 
 江戸しぐさは、いつ、どこで、どのような目的で、どのような人々によってどのような組織で、最初に何から手をつけたか。

江戸しぐさという言葉は昭和49年芝三光が命名しました。江戸時代にはありませんでした。江戸時代にはそのルーツがあります。それをお話しします。

いつ

   徳川家康が江戸に幕府を築き町づくりを始めたころがルーツです。

   講として確立されたのが、1630年位だと思われます。

どこで

   江戸御府内の10%の土地の中です。現在の日本橋から神田あたりです。

どのような目的で

   町民が仲良く、共に生きていけるまほろば(素晴らしい場所、住みよい場所))の世界を作る ためです。まほろばの世界の為に、文化、道徳などを確立していきました。それが私どものいう「江戸しぐさ」です。

どのような人々によって

   江戸町衆(江戸講)によってつくられました。

   江戸町衆とは城下町の表道りに店を構えた商店の主のことです。

   当時(1630年代)の江戸の人口は30~40万人位、町民は15万人位だったそうです。

   そのなかの約2割3万人位が町衆です。町は300町あったそうです。

   明暦の大火(1657)後により町づくりが盛んになり700町ぐらいができ、町講が発達しました。吉宗の時代には900町を超え100万人の都市になりました。

どのような組織で

   町衆が集まる講です。講を現在の何々会(クラブ)と思ってください。

   江戸町講で地域の意見をまとめ、講師が持ち寄り開かれた会議が江戸講です。

   江戸講で江戸町の文化、道徳をつくったそうです。

最初に何から手をつけたか

   街づくりの中で最初の作業が共通した言葉でした。京都、大阪など地方から多くの商人、職 人が集まって町づくりが始まりました。そこで困ったのが言葉でした。各地の方言は、お互い が理解できないものが多く、みんなが理解しやすい言葉作りを始めなくてはなりませんでし   た。共通語が必要になりました。商人中心ですから「気配りのある思いやりの言葉」が生まれてきました。それを「江戸町言葉」と言います。


スローガン《おもき心の内容》

   おもいやり「純粋な心でするさま」

   もてなし「心を持って成し遂げる」

   きくばり「人への心づかい」

 

私たちを応援してくれている仲間

活用例、本・CD

活用例
 
 相手を思いやる気持ち、人とのかかわりを大事にしてうまく生きていくということができなくなりつつある現代人に、江戸時代の生活の知恵を創作ダンスを通じて、子供たちが江戸しぐさに関心を持ってくれて、「思いやり、気配りの大切さ」がわかる人になってほしいと願っています


〇あたらしく「おもき心」が出版されます。
    今回はいろんな方々の支援により出版が実現いたします。
  
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〇本、CD
 
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