日程

うらしま講 
 
 新型コロナの影響により
 しばらく休会とさせて
 いただいております。 


 
師範以外の理事の方で参加希 望の場合はメールにてご連絡 下さい

  kinarinoheya@ybb.ne.jp
 

講演のご案内



 
 

お問い合わせ


下記、メールアドレスにて、お問い合わせください。

e-mail :kinarinoheya@ybb.ne.jp
担当 芥川
 

芝三光の江戸しぐさ&浦島四草

芝三光の江戸しぐさ振興会では、このたび、二つの言葉を作りました。

一つ目は「しぐさ語り」、「しぐさ物語」、「現在しぐさ」、「地域しぐさ」を総称して「浦島四草」と呼ぶことにしました。
「浦島」というのは芝三光のもう一つのあだ名(浦島太郎)です。

二つ目は、講演の質問で、「えどしぐさ」はどのような漢字を書くのですかと問われることがあります。
いつも「思草・志草・支草」を総称してひらかなで「しぐさ」と、説明しています。

でも、いつも何か、もの足らなく思っていました。そうした中でふと思ったのが、「自然」が抜けているこ
とです。江戸人は自然を大切にしていたそうです。自然は、みんなに平等だからです。その自然の「自」をとって「自草」と名付けて追加をしました。これで四つの「草」、四つのしぐさができました。「芝三光の江戸しぐさ」の新たな出発です。

「浦島四草」は、童話「浦島太郎」のような優しさ、楽しさ、憧れ、約束事などを「しぐさ語り」などとして
伝え、「過去と現代の架け橋」としての役目をし、「芝三光の江戸しぐさ」の支えとなることを願っています。

江戸しぐさの中に、《眺めて飽きぬは「緑と人のしぐさ」》という言葉があります。どのような内容かと言いますと、「見ていて気持ちがいい江戸しぐさは、美しい自然と同様にずっと眺めていたいと思わせた人のしぐさでしょう。こうしたしぐさを確立した江戸人は、普通の暮らしをしている人たちでありながら、実は洞察力に優れた物知りの集まりだったのではないでしょうか。自分たちの暮らしをよりよくすることにかけては、熱く深く考えていたといえるでしょう。」自然と癖を伝えています。

他に、《草主人従(そうしゅじんじゅう)》「自然の偉大な営みに畏敬の念を持ち、その偉大さに従って生き
る。草は自然の代表としての主、人間はその自然の代表である草の従者。人間は、自然の中の一員として生かされている。」

まとめとして

四つのしぐさ「思草」「志草」「支草」「自草」を「しぐさ」と呼ぶことにしました。

幸せを運ぶ「四つの草」になるように、我々は「芝三光の江戸しぐさ」&「浦島四草」を、多くの人々に語り伝えていきたいと思います。
 

出版のお知らせ

平成29年8月に芝三光の江戸しぐさ③「浦島四草」を出版しました。

ページ数は50ページです。内容としては、ことば遊びとして「しぐさ語り(おじいさんの独り言)」「しぐさ童話」を、そして、新しい試みとして「あそび文字(創作漢字)」を入れました。

私は、江戸しぐさを学んでいく中で、常に何か物足りなく感じていました。今でも、はっきり判りませんが、夜遊びが限られた江戸時代、江戸人が夜何をしていたのか想像しました。江戸人とは町衆の事です。町の発展や文化の創作ではないかと思いました。常に知恵を働かせていたのではと思います。

「無」から「有」を生みだす。大変な事でしょう。

私は、「江戸しぐさ」の足りないものを見つけるためには、何をすべきか。私が考え付いた事は浪漫です。そこで、先ずチャレンジしてみようと始めたのが「しぐさ童話」でした。少し文章が長くなるので多くの物語を創れません。それで、短い文章からと思い「しぐさ語り」を作ってみました。そうしますと、江戸しぐさの項目を入れやすく、時代背景も入れ、楽しく語れることが出来ました。これだと思い、「しぐさ語り」を「おもき心」に11話載せました。今回は、「浦島四草」をその受け皿として、デビューさせました。たいした内容ではありませんが、これから、川柳、詩、都々逸なども入れ充実させたいと思います。

このような小さな試みから、江戸の文化が出来て行ったのではないかと、想像します。私は、江戸人の気持ちになって、新たな文化をつくってみたいと思っています。

今後は、興味のおありの方の語りも入れさせていただきたいと考えています。
そして、芝三光が伝えたいと願う、江戸人が望んだ「まほろばの社会」づくりの為に頑張りたいと思います。これからも江戸社会に負けない平和な世界づくりの為に頑張りたいと思います。

なお、「浦島四草」は、出版しましたが、多くの冊数は作っておりません。講義の時の資料のみ使わせて頂きますのでご理解よろしくお願いいたします。
                                ユウ爺


 

本・CD

〇「おもき心」の出版においては、いろんな方々の支援をいただきました。
  
  詳細はこちら

〇本、CD
 

  詳細はこちら